第66回 灘校文化祭を終えて


GW、熱い太陽の元、灘校生たちは青春を謳歌する!…はずだったのですが、当日は突風に雨というあいにくの天気。僕ら65回生はあらゆる行事で天候等に恵まれないようですね。

5/2、3に灘中学校・高等学校で第66回 灘校文化祭 「Dive!」が開催されました。僕たち65回生はもう高校三年生、これが灘校生活最後の文化祭となりました。今回の文化祭は天候に恵まれなかった上に、校舎改築で学校全体が工事現場であるという状況の中開催され、コンディション的には最悪だったといっても過言ではないでしょう。ご来場なさった方はその状況に少なからず驚かれたのではないでしょうか。ですが、そんな中でも文化委員長を始めとする文化委員や各クラブ・サークル、教職員の皆様方の尽力によって、無事、文化祭を開催することができ、成功をおさめることができました。

そして、僕が所属する灘校パソコン研究部。昨年の文化祭では(主に僕のせいですがm(_ _)m)思うような展示ができず、引っ掛かりが残るものとなってしまいましたが、今年はそれを払拭し素晴らしいものになりました。部長のhiromuを中心に文化祭を完成させていく中で、各部員が自分の力を発揮して成長していく姿に感動させられました。

率直に感想を言おう

最高の文化祭だった

自信を持ってそう言える。

この一年間、灘校パソコン研究部内にものすごいエネルギーが集まっているのを感じ続けていました。部内の5人でGDDに遠征に行ったり、KOFで3Dモニターを展示したり、部長が未踏で採択されたり、OSS奨励賞を受賞したり…。他の部員も言葉では表しづらいですが、モチベーションがすごく高く、いろんな物をどんどん吸収していっているのが僕にもよく伝わって来ました。そして、このエネルギーを文化祭で開花させる、今年の文化祭では見事にそれを成し遂げられたのではないかと思います。

部内での文化祭の準備自体は昨年の11月からスタートしているので、半年に渡るプロジェクトということになります。この半年間、部員の皆様お疲れ様でした。特に未踏等の個人プロジェクトを抱えながら、全体指揮、Wii-Flightの開発などを成し遂げた部長のhiromu、本当にお疲れ様でした。僕が言えるような分際じゃないかもしれないけど、この一年間で技術面だけでなくメンタル面でもすごい成長したと思います。

そして、今年から常時稼動となったイベントステージ。自らWebハッキング実演を受け持ちながらイベントステージ全体の責任者として入念な下準備を行なって、当日には素晴らしいステージを作り上げたTehu、本当にお疲れ様でした。常設イベントステージとして最高のスタートとなったと思います。

そして僕自身、ほとんど引退している身なので文化祭のプロジェクトに関わるという事はせずに、後方支援という形で後輩たちを手伝う事になりました。細かい技術的なアドバイスを行ったり、各プロジェクトの進捗状況やリポジトリを管理したり。当日は無線ネットワークの監視とTwitter上での広報を行なっていました。

今回の文化祭での大きな変更として、先のイベントステージの常設とともに、部誌の完全電子化があげられます。これまで、部誌を紙で刷って、部員総出で製本していたのを、部のサーバーからオンラインで配布することにしました。そのお陰で多くの人から反響があり、すでに3000ダウンロードを突破しています。ご覧になった皆様、内容はいかがでしょうか?

さて、来年は僕はどんな立場にいるか全くもって不明ですが、文化祭が今回よりも更にいいものであることを期待しつつ、今回の文化祭に関わったみなさん、最高の文化祭をありがとう!そして、お疲れ様でした!

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