中国語で世界を動かせる?!


なんか、今日はいろいろ語りたい気分だ。
ついでに、なんか私は定期考察前になるといろいろ語りたくなるらしい。(某携帯電話ネタも期末前)
今日語るネタは「インターネットによる大衆社会」
なんだか意味不明な展開になりそうですね。
先進国ではインターネットが急速に普及しており、各国が国内でのインターネット普及率向上を目指している。そして、そのインターネット自身も時と共に(それも猛スピードに)変化している。
既存のビジネスを破壊し、新たなオンラインマーケットが誕生、現実世界(Real world)と仮想世界(Virtual world)(←imaginaryではない)の距離が縮まり、インターネットのやりとりが現実に反映され(ネットショッピングが代表例)、各企業がIT化を促進し、高等教育に情報が組み込まれ、ITの技術開発競争により価格は急降下し、インターネットの定額制が実現したり、様々な変化が見られた。
一部の人々(なんか学生がこんなこと言ったら怒られますが重要なんです!)は定額制に関して疑問視していますが、事実通信料が増えることによるコスト増加量は限りなく0に近いのです。通信コストは1年に二分の一のペースでダウンし、ストレージの単位容量当たりのコストもそれ同等、もしくはそれ以上のペースでコストダウンが進んでいる。
もちろん現在進行形でだ。
そして、これらのコストダウンで何が起きたか?私が読み始めた「フリー <無料>からお金を生みだす新戦略」を読めば納得できるはずだが、限界費用が限りなく0に近い世界では、コストが減り続けるものはやがてコスト0になり、様々なものが無料になる。
そして、今回ピックアップしたいのがTwitter等のSNSや日本ではブログ、2ちゃんねるなどの掲示板等が無料で使え、巨大なコミュニティネットワーク、「マス」を形成することになった。
これは政治的に見るとかなり危険なものだ。デマを流して、そのマスに定着させることが出来れば、仮想世界で現実世界を塗り替えたり、現実世界を破壊することが可能なのだ。
その点からインターネットは政治的に巨大な力を持つため中国は規制する。インターネットは全体主義を破壊する危険な物なのだ。
タイトルでは中国語で世界を動かせるとあるが、これは中国が全体主義を持つ限り実現しないため安心して欲しい。
そして、インターネットのコミュニティの大きな特徴は文字ベースである点だろう。人間の想像を画像にする技術でも誕生しない限り、コンピューターで一番簡単な情報伝達主題は文字なのだ。
そしてそれは先程の「マス」が同一言語間で形成されることを意味する。では、もし世界中の人々全員がインターネットを使っているとしたら一番巨大な「マス」は何になるか?一瞬英語を考えるかも知れないが、あくまでも外国語を入れての話だ。わざわざネットコミュニティで外国語を使う人はいない。つまり母国語として一番多く使われている中国語が一番となる。
では、今、インターネットの中国のマスはそんなに勢力が強いのか?
答えは否だ。
中国は私としては「先進国ではない」のでインターネットの普及率も低く、おまけに全体主義により規制がかかっている。マスが形成されれば中国政府は即潰しにかかる。
だが、中国が全体主義をやめ、自由社会になり、インターネットが国中に普及したら?
かなり危険である。世界最大のマスが万一破壊思想を持ち出すと世界を侵略する恐れもある。
つまり、このマスを操れる人が世界の支配者となる。
インターネットで世界を操る。こんな強者の誕生は中国にかかっている。

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