最先端科学技術予算



金は大切だ。しかし、使わない限り価値はない。ややこしいものだ。そして、今、民主党政権はその「金」を確保するのに躍起になっている。今度、事業仕分けの第二弾を行うらしい。
しかし、世の中には膨大な金が必要なこともある。例えば最先端科学技術。
前回の事業仕分けで大幅に削減されてしまった「最先端開発研究支援プログラム」麻生政権では2700億円だったのが子供手当てなどの民主党マニフェスト達成のために鳩山政権が1000億円に削ってしまった。地下資源もなく、土地も狭く、科学技術で大国になった日本がこんな簡単に科学技術に関する予算を削っていいのだろうか?
一年ちょっと前の話になるが、2008年11月6日から9日に行われた「エンジン01文化戦略会議 オープンカレッジinなごや」でのことだ。この「エンジン01(ゼロワン)文化戦略会議」とは「異分野の専門家が自由な意思を以って集まり、相互に学び合い、新時代の文化を創造していくこと」を目的とし、秋元 康先生や三枝 成彰先生を始めとし、東海旅客鉄道株式会社(JR東海)代表取締役会長の葛西 敬之氏、作家の林 真理子先生などの日本のトップクラスの人たちが参加しており、オープンカレッジではその先生方の貴重な話を聞くことができます。
そして、オープンカレッジinなごやのある授業で最高速度370km/h(当時)の電気自動車「エリーカ」を開発した清水 浩先生の話を聞くことができたのですが、最後の質問タイムで私が
「エリーカを開発する上で一番苦労した点は何ですか?」
と聞いたら
「もう『お金』に尽きますね。なにかしようとすれば膨大な金がかかる。とりあえずお金をいかに引き出すかに苦労した。」
と答えてくれました。日本の技術者はレベルが高く、基本的何でもできる。でも、その為の金が足りない。特に最先端技術ともなるとまずどれぐらいの金額がかかるかわからないのに、膨大な金額がかかるのは決まってる。
しかし、鳩山政権はなんと半分以下に削ってしまった。日本の将来は確かに子供も支えているが、科学技術なしでは日本は辺境の島国でしかないことを忘れないでほしい。

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